子供は未来から来た未来人

未来コンビニ

この場所は「未来を担う子供たちのため」に作られた。

未来コンビニの名前は漫画家の手塚治虫氏の「子供は未来から来た未来人」というメッセージから発想を得た。

子供たちが集まり、大人と未来を語り合い、学び、夢や希望を育てる場所になるように。

柚子カフェでは、木頭柚子を使ったドリンクやスイーツを味わうことができ、ワークショップなども行われる。

店舗正面には木頭の過去、現在、未来の時をつなぐ象徴としてデジタルクロックを設置した。

地域の暮らしを支える場所、遠方から来る人々が集う交流の場、木頭の情報発信源としての役割も担っている。

世界三大デザイン賞の1つである「レッド・ドット・デザイン賞」ベスト・オブ・ザ・ベスト賞(ドイツ)、

「 日本空間デザイン賞」グランプリ KUKAN OF THE YEAR(日本)など国際デザインアワードを多数受賞。

Client : Ogon no mura Co., ltd.

Creative Director : Keisuke Unosawa

Art Director : Keisuke Unosawa

Graphic Designer : Keisuke Unosawa

Creative Agency : Venus Spring Inc.

URL : https://mirai-cvs.jp

 

 

『未来コンビニ x NFT』

世界のデザインアワード11冠受賞を記念し、未来コンビニの建築をデジタル化。

スマホの中で楽しめる未来コンビニ3DモデルNFTを世界に100個限定で発売。

NFTに加えて、日本が誇る徳島の藍染、日本初のTシャツブランド、桐箱ブランドとの

コラボレーションを実現。デザイン性、芸術性の高いTシャツ、パッケージとのセット発売。

Client : Kito Design Holdings Co., ltd.

Creative Director : Keisuke Unosawa

Art Director : Keisuke Unosawa

Graphic Designer : Keisuke Unosawa

Creative Agency : Venus Spring Inc.

URL : https://mirai-cvs.jp/10awardnft/

◼️ 未来コンビニ、そして私たちの「挑戦」

木頭地区(旧・木頭村)は徳島県と高知県の県境に位置し、人口約1,000人で65歳以上が人口の過半数を占める“限界集落”です。

この村は東西に大きく広がり、村の端から端まで移動するには車で30分以上を要するほど広大な地域です。 

未来コンビニは、この広大な村の最西端、居住人口がたった約200人の「北川集落」と呼ばれる地域に建築されました。

北川集落には商店が無く、最寄りのスーパーまでも車で約1時間かかるなど、生活必需品の買い物が非常に不便な環境下から、

いわゆる「買い物難民」が生まれていました。未来コンビニは、地元の人々の買い物環境改善を目指すと同時に、

この地で生まれ育った子供たちが、多様な人生や感性に触れ合い未来への刺激を受けられる場となるようにとの想いから

「未来コンビニ」と名付けられ、2020年4月に誕生しました。この僻地にコンビニという施設を新たに建築し、

通り道にすぎなかった場所を「訪れるべき場所」に生まれ変わらせ、訪れる全ての人と地域とを繋ぎ、木頭の未来を紡ぐ。

この未来コンビニの取り組みは、過疎化・高齢化など地方が抱える課題に対する、

木頭プロジェクトとしての大きな「挑戦」の一つです。

 KITO DESIGN HOLDINGS 及び木頭プロジェクトは、木頭地区において未来コンビニをはじめとした挑戦の歩みを止めず、

「全ての人が笑顔になれる、奇跡の村」を目指し未来へと紡ぐ活動を続けてまいります。

 

◼️ 未来コンビニの建築デザインについて

“世界一美しいコンビニ“をコンセプトにデザインされた未来コンビニのある木頭地区は、西日本第二位の標高を誇る剣山をはじめ

標高1,000mを超える山々に囲まれ、その自然の豊かさから別名「四国のチベット」とも呼ばれています。

また、柚子の原生林が多数存在し、日本で初めて柚子の接ぎ木に成功し柚子栽培を全国に広めた地でもあり、

特産品「木頭ゆず」の品質の高さは国内外で高く評価されています。

この木頭の“自然との共生”が、未来コンビニのデザインテーマの一つです。

デザインの軸となるY字のトラス構造は、木頭の特産である柚子畑をイメージして設計され、

明るいイエローに塗り分けられました。道路に面した壁一面をガラス張りにし、店舗の外には、

経年変化を楽しめる国産の松の木の素材でできた水はけの良いウッドチップを敷き詰めることで、

雨の多い木頭の美しい自然との一体感を店内からも感じられる設計となっています。

また、子供たちへの目線も設計に反映されています。店内の陳列棚は、子供たちや地元の高齢者の方が

商品を手に取りやすいようにと一般のコンビニよりも低めに設計され、これにより解放感のある空間を実現しています。

店内奥は「木頭ゆず」のオリジナルメニューを体験できるカフェスペースや、子どもたちが様々な絵本や

美しい木頭の映像を楽しめるエリアとして設計され、人々が気軽に集まれる交流の場として地元住民や観光客に愛されるとともに、木頭のアイコン的存在となっています。